ゴリアテの苦悩。

Statue of David

こんにちはATCのだびでです。

 

ラグビーワールドカップの予選が終わり、ひと段落ついたところですが今晩はバレーボールワールドカップの日本男子最終戦がやっていますね。

 

相手はカナダということでやはり強敵なのでしょうが、日本には是非とも勝って有終の美を飾ってほしいところではあります。

 

テレビを見ていて思いましたが、日本選手の身長はやはり世界的にみると小さいのですね。

 

というのもカナダはリベロを除いたスターター全員が2メートルを超える身長だったのに対して、日本の選手のは一番高い選手がやっと2メートル超える感じでした。

 

もちろん身長だけで優劣のつくものではないとは思いますが、日本はやはり高さ以外の武器で世界と戦っていかねばならない感じなんでしょうね。

 

とまあ、バレーボールに関して全くのド素人にもかかわらず、ここまで知ったかぶって文字を書いてきましたが、今日はこの高身長に関して関わりの深い障害についてすこし語っていこうと思います。

 

マーファン症候群

 

これは俗にGigantismなどと言われており、日本語だと巨人症といった感じで表されたりします。

 

およそ5000人に一人の割合で発症するとされており、人種や男女での発生率にも違いはないようです。

 

5000人に1人というと高いと感じる方、低いと感じる方両方いらっしゃると思いますが、個人的には結構発症率高いんだなと感じました。

特徴や症状

巨人症というくらいなので、まず一番の特徴として身長が極端に高くなるといったのがあげられます。

 

次に細くて長い四肢があげられ、腕を広げたときにその横幅が身長の1.05倍以上となるのが一つの特徴として挙げられます。

 

家族に対象者がいない場合には診断することが難しいとされていますが、このマーファン症候群では循環器系を含む様々な臓器、内分泌系、眼球(水晶体)、さらには背骨に異常をきたすことが多いようです。

 

特に95%以上の方がなんらかの循環器系の生涯を患うとわれており、そのため先日私が紹介したアメリカでの健康診断でも、このマーファン症候群は特に注意が必要とされる病気の一つとされております。

 

そのため、運動系の部活の中でもコンタクトのあるスポーツへの参加は原則として禁止されており、アーチェリーやゴルフ、ボーリング、ビリヤードなど循環器系への負担が少ない物への参加が限度とされているのが現状です。

予防と対策

予防に関しては遺伝で発症するものなので、正直個人がどうこうできるものではないでしょう。

 

しかし、突然の不幸な事故を防ぐことは個人の努力で減らすことはできると思います。

 

MRIなどで動脈の大きさを定期的に測定したり、特定の薬を服用することで動脈の肥大化をすこし抑えることもできるとされております。

 

もし定期検査で一定以上の大きさになったことが確認されれば、手術を行うことを選択することもできます。

 

医学の進歩が不幸な事故を減らす助けになっているのは本当に素晴らしいことですね。

豆知識

旧約聖書に詳しい人がこの記事を読んでいるかはわかりませんがダビデゴリアテ(ゴライアス)の話を知っている人は少なからずいるかと思われます。

 

あの大男のゴリアテは現代ではマーファン症候群ではないかとされており、実は体のわりに全然強くはなかったのではと分析されていたりもします。

最後に

勘違いしてしまってる方はいらっしゃらないと思いますが念のため言っておきます。


高身長=マーファン症候群では決してありません!!

 

ただ単に私がカナダ代表の高身長ぶりを見て、先日の記事のこともあり気まぐれにこのマーファン症候群について書こうと思っただけです。


私はテニスが専門ですがあと身長が10センチ高かったら…と現役時代は思っていたりもしました(笑)

 

ああいったネットで仕切られていているスポーツにおいては高さといったものが非常に大切だからです!!(卓球は違うかもしれませんが…)

 

でも身長がなくても日本代表の様に、他の強みを活かして勝負していけばいいのです!!

 

アスリートの皆さん、ない物ねだりしてもどうしようもありません!

 

今の自分にあるもの、そして身につけられる可能性があるものを探り世界と勝負できる様、また明日からトレーニングや練習に励みましょう!

 

それでは良いアスリートライフを!!